1/13/2012

現地のサポーター



















家族のように、親身になってサポートしてくれているデヴィッドとランジット。
色々な事情から、前回のOtegemと次のワールドカップは日本人メカニックが不在です。これは、2009年に拠点をZewevegemをしてから、初めてのこと。もちろん日本人メカニックがいてくれたら…と思うことはありますが、彼らが知り合いずてにスタッフを呼んでくれ、選手たちは不安な気持ちをレースに持ち込むことなく、集中できる環境を作ってくれています。そして立派なテントや機材トラックもあり、トラックの中ではストーブで暖が取れる……。そんな機材は年々明らかにグレードアップしています。自分たちが困る前に準備してくれているような印象です。

“ロンド・ファン・フラーンデレン” に代表される春のクラシックが息づくベルギー・フランドル地方。自転車熱の高いエリアだけに、一生懸命レースに取り組む選手を、地域で支える文化があります。それはロード競技だけでなく、シクロクロスも同じ。でも、選手たちが一生懸命やっているからこその、バックアップだということも事実です。地元が協力してくれる分、選手たちはありがたさとともに気の引き締まる思いです。

今年は、機材トラック(国内ロードチームが使用しているものより豪華!洗濯機付き)、私たちが自由に使えるステーションワゴン(地元チームのチームカー)、必要時に大きなバン(カフェ所有のもの)と3台のクルマを確保してくれたランジット。自信満々に「来年は通りを自分たちのクルマで埋めるよ!」なんて話してくれています。



と、書いていたら、ランジットが明日からのワールドカップ遠征の準備を始めてくれていました。金曜日ですが11時に仕事が終わったそうで、午後からみんなのバイクの洗車にトラックへの積み込み……。本当にありがたいです。ちなみに、トラックの中はこんな感じ。↓

プロコンチネンタルチームでも対応できるようなレベルです。

そして「乗り回していいよ」と言われているクルマ。これで今日はコインランドリーへ通いました。街の中にたくさん知り合いがいると思われるので、悪いことはできません。

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