嵐のレース

 

今年が第1回目の開催となるオランダのレース“Rucphen”に日本人3選手が出場しました。ベルギーで走る竹之内選手が主催者より招待を受け、そこに辻浦選手、豊岡選手も招待された流れです。翌日のワールドカップ、ホーガハイデの会場近くでのUCI、C2のレースで、多くの選手がワールドカップにも参戦します。

このところ、ずっと天気が悪く、雨が降ったり止んだり。女子のレースまではなんとか曇天でしたが、15時のエリート男子のスタートとともに嵐のような雨と風に見舞われました。立っているとフラフラするほどの強風…。「今日は暖かいね」なんて言っていたのが信じられないほど、冷たい雨でした。一時はどうなることかと思われましたが、レース中に雨風は小康状態となり、無事にレースは進みました。

会場は、1周500メートルほどの池の周りを使ったほぼ平坦なコース。池の土手がアップダウンになり、1ヶ所に階段が作られたほか、長い上りや立体交差などはなく、比較的シンプルなコース設定でした。しかし、連日の雨により、泥や重たい芝生の区間が多かったです。

女子は世界王者、マリアンヌ・フォス（ラボバンク）が後続を大きく引き離し、独走勝利。豊岡選手は、腹痛を我慢しながらも12位でゴールしています。一方の男子は、最終周回でトム・ムーセン（フィディア）、バルト・アーモウト（ラボバンク）にマリウス・ジル（バブコ）が追いつきパックを形成します。最後はバルト・アーモウトが先行してゴールしました。竹之内選手は23位。辻浦選手は不調を訴え、大事を取って2周目でDNFとなりました。

明日はオランダでのワールドカップです。ナショナルチームとしての参戦になり、エリート男子は辻浦、竹之内選手。女子は豊岡、宮内選手。ジュニアは沢田、横山、中井選手が参戦します。コースは…もちろん泥の予想。いいレースになりますように！

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result “Rucphen” C2
men
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1	Bart Aernouts (Bel) Rabo - Giant Offroad Team.
2	Mariusz Gil (Pol) Baboco - Revor Cycling Team
3	Tom Meeusen (Bel) Telenet Fidea Cycling Team

23 Takenouchi Yu（Jpn）
44 Tsujiura Keiichi (Jpn)
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women
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1	Marianne Vos (Ned) Stichting Rabo Women
2	Daphny Van Den Brand (Ned) AA Drink-Leontien.nl
3	Nikki Harris (GBr) VZW Young Telenet Fidea Cycling Team

12 Toyooka Ayako (Jpn)
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