1/14/2012

ワールドカップ・リエヴァン(フランス)ラウンド前日
























滞在している街から、フランスワールドカップの会場までは約70km。滞在先を拠点にして参戦できそうな距離ですが、ワールドカップは規定により、選手は前夜、ホテルに泊まらないといけません。なので、前日に会場近くまで移動しました。明日のスタート時間が早い豊岡選手はクルマで会場へ行き、試走を。辻浦選手と竹之内選手はトレーニングを兼ねて、自走でサーキット近くのホテルまで行きました。(これが道に迷ってしまい、なんだかんだ100kmくらいのトレーニングになったとか…)

豊岡選手は12時に滞在先を出発し、ホテル経由で会場に着いたのは14時半くらい。ベルギーでも暖かい日が続いていますが、会場は午後の穏やかな光に包まれて、暖かく感じるほど。おそらく10℃以上あったように思われます。

会場のリエヴァンは、ベルギーとの国境近く、リールの南側に位置する街です。パリ〜ルーベが開催されるエリアにも近いです。丘を利用した1周2600メートル、アップダウンの激しいコースで、遠征に来ている日本人選手は走ったことがないそうですが、2000年からワールドカップやフランス選手権、ヨーロッパ選手権など、毎年のようにシクロクロスのレースが開催されているサーキットです。

晴天に恵まれ、気温も高いことから、路面はやや濡れているものの、泥はなくドライコンディションと言っていいかと思います。ところどころ落ち葉や砂利があります。そして一部には人工的な砂のセクションもありますが、これは試走時の現状としては特別難しいものではなく、浅いので普通に走れるとのこと。

やはり、このコースの一番の特徴は高低差でしょう。高低差12メートルほどの丘の斜面で、上ったり下ったり繰り返します。日本でいういわゆる“激坂”が3つ連続して登場したり、激坂を上ったあとに緩やかな上りが続いたり階段もあります…。下りは、アウタートップで攻められるスピード感のあるものなど、何をするにも豪快で、大きく作られている印象です。試走をした豊岡選手によると、「キツいけど、テンポがあって走りやすいスピードコース。日本ではできないようなコースで、さすがやな、って思う」と。豊岡選手と相性のいいコースで、「とにかく明日走るのが楽しみ!」と話しています。

明日の天気予報は晴れ。気温が下がって、5℃くらいになるそうです。女子のスタートは13時半。男子は15時です。先日、日本チャンピオンの竹之内選手には、イタリアのピセイ社からベルギーまで直送で出来上がったばかりのチャンピオンジャージが届けられました。彼にとっては初めてチャンピオンジャージを着て走るレースになります。(ゼッケンは「69」!)楽しみです!!!

http://cyclocross.lievin.fr/

スタートリスト(PDF)
http://cyclocross.lievin.fr/contenu/entries.pdf


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